生々しい生い立ちなんで自分…
本作品では、ファーバニルに「山(火山)」の要素を組み合わせた造形を試みている。
原型制作総指揮:圓句昭浩 氏


【01:ファーヴニル】
    北欧神話のドラゴン。
    もとはドワーフで『ギレン』という兄弟がいた。
    彼らの父は黄金を持っていて、その中には『アンドヴァラナウト』という
    所有者に不幸をもたらす、呪われた腕輪があった。
    黄金に目がくらんだ『ファーヴニル』は父を殺し黄金を奪って、
    ドラゴンに変身しそれを守った。
    ギレンも黄金が欲しく『シグルズ』という若者にファーヴニルを殺させ、
    次にシグルズも殺そうとしたが逆に殺され、黄金と腕輪はシグルズの物になるが、
    シグルズも悲劇的な死を遂げてしまう。
    (同梱されていた解説より。 解説者:松村一男 氏)


    一言で言うと、人間て汚い…
    神話なだけあって突っ込みどころが満載な所が良いと思う。
    なんでドラゴンになってんのよ!!!ってしょっぱなに突っ込んでしまいました。
    で、解説を読み終わって思ったのは、父は意外と長生きをしたんではないだろうか?
    だって、息子を二人作ってんだよ。しかもそこそこいい歳くらいまで育った子供だったと思う。
    ドワーフの年齢の数え方なんて知らないけど…
    まぁ、何はともあれ、所有者を不幸にするような腕輪は持たないことに限ると思った。



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