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本作品では、バシリスクに「毒」の要素を組み合わせた造形を試みている。 周囲に毒の息が蔓延しているシーンをイメージした。 原型制作総指揮:圓句昭浩 氏 |
【04:バシリスク】 ギリシア・ローマ時代に信じられていたドラゴン。 ローマの作家プリニウスは百科事典的な著者「博物誌」(後一世紀)には、 この生物の目を見ると誰でも即死するとか、頭には王冠のようなしるしがあるとか、 身体の中央部を持ち上げる特異な進み方をするとか、 その毒の息がかかるとすべて破壊されるとか、 しかしイタチだけは天敵であって両者が戦うと共倒れになるなどといった 記述が残されている。 バシリスクという名はギリシア語のバシレウス「王」に由来し、「小さな王」の意。 キリスト教時代になるとニワトリとヘビが合体したもので悪魔の手先だと言われた (同梱されていた解説より。 解説者:松村一男 氏) |
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本当に竜はどこに行ったのでしょう… そしてまたしてもプリニウスさんの素敵発言!!! イタチだけは天敵。オーケー。プリーズ、アフタミー? イタチだけは天敵!!(声を大にして) あー、コレはアレですかね。ハブ対マングース?みたいなもんですか? ありえない!!!だって、目を見ると即死とか、毒の息とか言ってるにも関わらず、 イタチと共倒れってありえない!! もしかして、この頃のイタチってスゲーの?? いや、寧ろ、この時代のイタチもドラゴン伝説に入れてあげて欲しい… |